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【レビュー】殺陣必見『ChuSingura46+1 忠臣蔵46+1』

基本情報・ご紹介

製品タグ 廉価版あり
タイトル ChuSingura 46+1 -忠臣蔵46+1-
ブランド インレ
発売日 2013/5/31
ジャンル 燃え萌えサウンドノベル
原画 ぬい
シナリオ 葉山こよーて
作品傾向 感動 / 純愛戦記・バトル / ファンタジー / 歴史・時代

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**ご紹介**
 同人作品から昇華し商業作品化となりました、”インレ“から2013年発売された『ChuShingura 46+1 -忠臣蔵46+1-』。名前の通り、時代物作品です。主人公が謎のタイムスリップで現代から江戸時代の赤穂に来てしまうも、共にヒロインの赤穂浪士たちと仇討ちをと邁進する物語となっております。

 本作品は「萌えゲーアワード2013ニューブランド賞金賞を受賞された作品です。読み応えが有り、殺陣演出の素晴らしい、飽きることのなかったシナリオゲームです。

ヒロイン/サンプルCG

※サンプルCGはFANZAに飛びます
上からサンプル、ヒロイン名/キャスト、キャラ属性、イベント内容
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採点・グラフ

レビューについて

採点ジャンル シナリオ型
ジャンル係数 35:20:20:10:15

 

採点項目 点数 補正後
テキスト
シナリオ
28/20 35/35
キャラ 18/20 18/20
ビジュアル 20/20 20/20
エロ 10/20 5/10
演出
システム等
18/20 13.5/15

総評

**総評点** 91.5点

総評点90点以上
シナリオ・テキスト20点以上 / ビジュアル20点以上

シナリオ・テキスト/演出

 21年2月にも新作の発売が決まりました”インレ”作品の特徴として、史実をモチーフにするところがあり、本作は皆さんも耳にしたことのある「赤穂事件」が舞台です。歌舞伎や映画の題材にも多く取り上げられ、「義」を貫いた武士の姿が支持を得て、拡大解釈・脚色されたのが「忠臣蔵」。既知、未知どちらの方も楽しめるかとは思うが本作です。(管理人は事件の名前程度しかしりませんでした)。

 読み応えはまず間違いありません。プレイ時間は30時間を超えるかと思います。各編5つの6エンド。燃える展開のある作品となっております。「燃え」作品に良くあるグロ的な描写はかなり薄く耐性がなくとも大丈夫です。

 ダルる事無く読み進めれた魅力の1つに、シナリオの緊迫感・起伏のバランスが良かったです。時代劇ものということもあり戦闘の緊張、純愛的な心情、ちょっとしたコメディ、朗らかな日常などなど。物語の厚みを感じられずにはいられないテキストでした。

 2つに殺陣の演出、多くの敵と剣を交えます。この戦闘描画が多い作品ですが、画面エフェクトを怠ることなく全てに注力され、テンポが速く飽きのこない工夫。音楽よりも効果音が素晴らしいです。テキストの説明口調も鬱陶しくはありませんでした。

キャラ

 立ち絵のあるキャラクター数は40以上。数が多ければ良い作品なりえるわけではありませんが、混乱もせず煩わしくもありません。上記に続きますが、続けての人物紹介があるわけでもなく、冗長でもなし。説明ではない「見せ」てかかる所も感嘆を得た作品です。

 史実を舞台にしたでけにあって、主軸がヒロインの武士たちになります。ので主人公”直刃”の立ち回りは難しく、仕方なくも魅力は感じません。腑に落ちない点もそこそこあり(個人的なマイナス要素は筋が通っていなかったり等)。しかしながら、ヒロインたちの魅力は申し分なく、各エンディングそれぞれ違ったヒロインの良さを感じ、概ね非常に満足です。

ビジュアル

 総ビジュアル枚数は140枚です。個人的なフルプライスの枚数基準としては80枚と考えているので2倍近くあります。塗りが非常に丁寧であったり、差分が多いわけではありませんが、シナリオを魅せるべく、イベントに数多く使用され好印象です。不満は一切ありません

エロ

 シーン回想数は6キャラクターの10程度です。HCGも24,5枚。イベント自体も淡白です。こちらをメインに買われることはないと思うので、特にマイナスイメージはありません。おまけ程度と踏まえるが吉です。武士なヒロインたちなので、勝気な性格からのギャップ的なものは楽しめたかに思います。

総括

 公式ジャンルに『サウンドノベル』と謳うだけあって、読み応えがあり、演出は怠ることなく面白いノベルゲームでした。また、「燃え」ゲームなのも個人的にはポイント高いです。ライトノベル的な学園バトルものとは一味違うバトル描写は見応えあり。

読み応えの有るシナリオゲーム
史実を舞台にした見応えのある殺陣演出、燃える展開にも注目

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