【レビュー】トモセシュンサク×アリスソフト『だぶる先生らいふっ』

基本情報・ご紹介

製品タグ	ロープライス
タイトル	だぶる先生らいふっ
ブランド	アリスソフト
発売日	2007/6/29
ジャンル	学園ADV
原画	トモセシュンサク
シナリオ	はちまん
作品傾向	いちゃらぶ / 学園もの / コメディ / 恋愛

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**ご紹介**
　2007年に発売されました『だぶる先生らいふっ』。ロープラ作品ではあるものの、実用性の高く、シナリオはコメディかつ、ボリューミーな内容となっております。不動産屋の手違いで、いきなり大人の女性二人と同居することとなった主人公。素晴らしく羨ましい展開からはじまる、”アリスソフト“から発売されたお姉さん系作品です。

ヒロイン/サンプルCG

※サンプルCGはFANZA,DLsiteに飛びます
上からサンプル、ヒロイン名/キャスト、キャラ属性、イベント内容
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採点・グラフ

総評

**総評点**　88.25点

キャラ20点以上 / ビジュアル20点以上

シナリオ・テキスト

　一昔前の好ましいテンポの運びが良い王道的ラブコメ調です。無駄な登場人物もなく、アイキャッチを入れ、早い運びが特徴。例を挙げるなら『暁の護衛』とテンポ運びが似ており、跨ぎが多いのですが、設定にてクリックカットできるので気になる人への配慮は有ります。

　基本はコメディ。サブキャラもユニークでボケが冗長でなく、小気味良い作品です。エロとシナリオのバランスが絶妙で、終盤のちょっとした緊張がまた、引き締まりダレなく進行できた印象を受けました。

　ルート突入後は恋愛的要素も含むシナリオとなっており、それぞれヒロインたちの第一印象とのギャップが見どころのお姉さん系作品です。テキスト量は、ロープライス以上のボリュームを誇り、かつ綺麗に纏まっている満足のいく文量でした。

キャラ

　ヒロインは少しガサツで大らかな、もう一人は厳格そうな眼鏡な教師です。サブヒロインには小悪魔的な先輩と健気そうな明るい後輩。ちょっとした視点切り替えなどでヒロインを魅せる所にも工夫を感じ、しつこくもありません。キャスティングは今を思えば超豪華で、年上もの作品では至高です。’夏姫’の明るく振り回すような、はたまた’時雨’の厳しくお堅そうな、その第一印象からのギャップがそそられる教師エロゲです。

　サブヒロインもまた好印象です。個人的には4ヒロインのフルプライスで出て欲しかった思うキャラ性の高さ。中盤に出てくるサブギャグ要員4人組も、不快感無いおちゃらけで作風のコメディを楽しめ、ギャグとしても十二分に楽しめました。

ビジュアル

　原画は”トモセシュウサク“氏です。『暁の護衛』や『レミニセンス』、『よう実』のイラストも担当されている人気イラストレーター。古い作品ではあるものの不満なし。ビジュアル数は39枚でロープライス作品では多い印象を受けます。

　他に、鑑賞はできませんがSDもあり、このSDがまたギャグ進行に最適で雰囲気にぴったし、笑えます。数え切れておりませんが10以上はあるかと。

エロ

　回想は20シーン以上です。特徴としてはCGの使いまわしがありますが、勿論のことながらセリフは違います。抜きゲと比べると実用性には弱い印象を受けますが、サブキャラとのシーンやハーレム展開も備えており、愛欲に溺れるような描写がいやらしい印象を受けたのも特徴です。

総括

　ギャグ、終盤のヒロインとの恋愛関係に恍惚と両方のシナリオを楽しめ、実用性もある全体的にバランスの良い作品でした。お姉さん系作品のイチャイチャ度はかなり高く、価格に対してもそれ以上に見合う作品です。

全体的にバランスの良い作品
シナリオ、キャラ、ビジュアル、実用性のハイクオリティ

ロープライス作品

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