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【レビュー】女騎士との同居生活『くっころでいず』

基本情報・ご紹介

製品タグ ロープライス
タイトル くっころでいず
ブランド qureate
発売日 2020/5/15
ジャンル ADV
原画 乾和音
シナリオ Linkedbrain Inc.
作品傾向 恋愛

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**ご紹介**

2020年5月に”qureate“から発売された『くっころでいず』は、騎士団長の女騎士カトレアが戦闘中深手を負い、主人公のいる現代世界にやってきたところから始まるキャラゲーです。エロゲー市民権を得た「くっころ」ではありますが、凌辱系はありません。本作の価格は1,280円と非常にリーズナブルな作品でした。

“qureate”は任天堂スイッチやSTEAM媒体で販売されている一般ゲームメーカーさんですが、一部の作品にはSTEAM版で18禁パッチ、FANZA(DL)から18禁版が販売されています。

ヒロイン/サンプルCG

※サンプルCGはFANZAに飛びます
上からサンプル、ヒロイン名/キャスト、キャラ属性、イベント内容
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採点・グラフ

レビューについて

 

採点ジャンル キャラゲ型
ジャンル係数 15:30:25:20:10

採点項目 点数 補正後
テキスト
シナリオ
12/20 9/15
キャラ 16/20 24/30
ビジュアル 19/20 23.75/25
エロ 12/20 12/20
演出
システム等
18/20 9/10

総評

**総評点** 77.75点

シナリオ・テキスト

平凡な日々を過ごしていた主人公。突如主人公宅に魔法陣が現れ、剣と甲冑を身に纏った女性が出現した。女性の名は「カトレア」。異世界から来たという女騎士な彼女と急遽一緒に住むことに…。

内容はオーソドックスなキャラゲです。「くっ、殺せ!」が口癖なヒロインとの同棲。初顔合わせは主人公に対して敵対的。徐々に主人公へ心を開いくという王道になります。

くっころ作品の大半は凌辱系なイメージですが、本作は恋愛仕様。ちょっとしたイジメたりみたいな描写もありません。厳格な性格のヒロインとの日常を過ごすのが本作の内容です。

価格1,280円に対しプレイ時間は2時間の文量でした。エンディングは複数用意され、また道中選択肢もあり、ヒロインを立てる姿勢は見受けられキャラゲーとして良。ちょっとした時間に気軽にプレイしたいと本作をプレイしましたが小さく纏まっている印象です。勿論のことながら没入感は、テキスト量が少ないため致し方ない点ではあります。

キャラ

「くっ、殺せ!」のイメージに違わぬ女騎士な点はコンセプト通りでした。王国の騎士団長を務めているあたり性格も厳格ではあるものの、異世界からの来訪、しかし主人公に惹かれせめぎ合う葛藤。女の子らしくなるギャップ等は良好です。

日常生活の中にも他愛なことで「くっ殺せ!」なセリフが盛り込まれ、端から見て面白いところも良点。キャラ性が特徴的で当たり障りのない月並みなイベントもヒロインらしさが十分に楽しめました。

ビジュアル/エロ

基本ビジュアル枚数は18枚。超低価格作品でありながら怠っている印象もなく、コスパは優秀です。女騎士のキャラデザも良好に感じます。HCGは18枚のうち5枚。口淫・パイズリ・69・正常位・騎乗位のイベント内容。1シーン自体は至って平凡かやや少ないといった感想です。

演出等

E-moteによる立ち絵演出がありますが、ロープライスとは思えないクオリティでした。甲冑を身に纏い剣を携えたヒロインが鞘から抜刀までの一連の動作があり、ちょっとした感動を覚えたのが一番の本作の印象です。

その他には選択肢と複数エンディング。全6章各章に選択肢がありキャラゲーとしてのヒロインのリアクション。結末も違ったものを楽しめ、評価点としての影響は小さいですが、キャラゲーとしてのクオリティに好感がもてます。

総括

1,280円の超ロープライス作品としては優秀でした。価格に圧されボリューム面が心許なくなる印象の価格帯ではあるものの、蓋を開けてみるとE-moteによる立ち絵、基本ビジュアル枚数18CG、1CGのクオリティなどは高く好感が持てる作品でした。

フルプライス作品と比べると、どうしても感情移入・没入感を得る前に物語終えてしまうので「軽くキャラゲーをプレイしたい」人向けな内容になります。

要点まとめ

ロープライス作品
コスパの良い作品
E-moteによる立ち絵
ビジュアルのクオリティ

関連作品・情報等

**関連**

qureate作品

FANZA(DL)
DL版 ¥1,280

★『スタディ§ステディ2』



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