【レビュー】美娼女学園完結！『聖の少女-美娼女学園3-』

基本情報・ご紹介

製品タグ	BGVあり / ロープライス
タイトル	聖の少女-美娼女学園3-
ブランド	Argonauts
発売日	2021/3/26
ジャンル	オカルティック官能ADV
原画	やまかぜ嵐
企画/原案 シナリオ	呉 灰瞑
作品傾向	学園もの / 純愛 / 伝奇

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**ご紹介**
　”Argonauts“から2021年3月26日に発売された『聖の少女-美娼女学園3-』は、ロープライスの実用性ある作品です。内容は前作・前々作同様、主人公がヒロインを愛人好みの「娼女」へと調教するお話です。

　物語はシリーズ1・2作目の『空の少女 -美娼女学園1-』『月の少女 -美娼女学園2-』からの続きとなり、ヒロインも前作から登場していることから、実用性目的としても前作のプレイは必須です。

ヒロイン/サンプルCG

※サンプルCGはFANZAに飛びます
上からサンプル、ヒロイン名/キャスト、キャラ属性、イベント内容
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採点・グラフ

総評

**総評点**　89.5点

シナリオ

　テキストの大半は、ヒロインを愛人好みの「娼女」へと調教するお話です。同様に適宜ザッピングを使ったシナリオで、本筋のオカルトは本作にて完結。前・前々作謎だった主人公’智哉’のことや学院についてなど、その全貌が明らかになります。

　本ヒロインである’御園愛美璃’は、シリーズ1作目の『空の少女 -美娼女学園1-』から登場（こちらでは攻略できず、『月の少女 -美娼女学園2-』も同様）。物語も続いてることから、前作・前々作のプレイは必須です。

　少々駆け足に感じたクライマックスは、低価格と実用性の高さから致し方なしに思います。疑問に感じたところが残り、涙零れる感動とまではいきませんでしたが、純愛的要素を取り込んでいたところには好印象。暗さのあるシナリオからハッピーエンドを迎え、明暗を楽しみたい方にはよろしいかもしれません。

キャラ

　本シリーズにはヒロインごとにコンセプトがあり、前作のヒロインである’天宮芽衣子’はタイトルの通り「空」、’鷹取詩鶴’は「月」、そして本作のヒロインである’御園愛美璃’は「聖」。聖女のような優しさが印象的なキャラクターでした。

　主人公に対して保護欲を掻き立てられるのか、性格は落ち着きがあるお世話さん。優しく、前作からの伏線もあり、少々ミステリアス。CVは”手塚りょうこ“さんが務め、献身的ながらも謎に包まれた感じなキャラ性に惹かれました。

ビジュアル

　基本ビジュアル枚数は35枚と価格3,200円に対してはボリュームがあります。HCGが19枚、イベントCG・エンディング等の一般CGが17枚の割合です。シリーズ1-3の総ビジュアル枚数は100枚（『空の少女』が36枚、『月の少女』が29枚）。フルプライスで発売されたパック版でを考慮しても良心的なボリュームでした。

エロ/演出等

　Hイベントは全16シーンの19HCG。ビジュアルを再使用してのイベントがあるので数字以上にボリュームはあります。前作共通してローションプレイ・奉仕プレイあり。ヒロインに性技を教えるというシチュエーションも共通ですが、前作から登場しているヒロインということもあり、関係の構築は前倒しでイチャラブ度は3作内ではトップです。

　同様にサービスシーンにもヒロインのザッピングあり、ヒロイン視点のト書きにもCVが当てられ、ヒロインが発する状況説明のセリフは、官能小説のような演出でした。また、エロ漫画のような吹き出しもあり、BGVありと実用性には拘りのある演出面です。

　シリーズ3作合わしてのHイベントの総数は45+αの60HCG超え。ジャンルにある「オカルティック官能ADV」を体現しており、コスパ的には十分。シナリオ面では弱い反面、実用性の高く結論、抜きゲ目当ての購入がお勧めな作品に思います。

総括

　実用性に重きのあるシリーズ完結作品でした。テキスト量もHイベントに割かれ、物語としての面白味には文量不足を拭えませんが、実用性の高さは◎。本ヒロインの’御園愛美璃’は前作から登場しているキャラクターなので『空の少女 -美娼女学園1-』『月の少女 -美娼女学園2-』はプレイは必須です。ビジュアルよく、エロ関連の演出には拘りを感じ、抜きゲ目的のプレイが推奨です。

ロープライス作品
実用性の高い作品
サービスシーンでのヒロイン視点あり
ヒロイン視点では珍しいト書きにもCVあり

関連作品・情報等