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【レビュー】M&M氏の本気『聖エステラ学院の七人の魔女』

基本情報・ご紹介

製品タグ
タイトル 聖エステラ学院の七人の魔女
ブランド アストロノーツ・シリウス
発売日 2013/3/29
ジャンル 学園伝奇AVG
原画 M&M
シナリオ すまっしゅぱんだ / 霧島へるん / ヤマガミユウ / 夜野赤月
作品傾向 学園もの / 伝奇 / ファンタジー

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**ご紹介**
 2013年3月29日に”アストロノーツ・シリウス“から発売された『聖エステラ学院の七人の魔女』は俗に言う館モノです。学園を舞台にしておりますが、その環境は閉鎖的。時折生徒が失踪するその学園に主人公’犬上勇稀人’が転入するところから始まる伝奇ADVです。

 描写的には凌辱などあるハード系ですが回避は可能の少々弱め。キャラクターデザイン、イベントCGを手掛けるのはM&M“氏の単一なのでファンは必見です。エロスと伝奇系は非常に相性がいいので手に取った作品でした。

ヒロイン/サンプルCG

※サンプルCGはFANZAに飛びます
上からサンプル、ヒロイン名/キャスト、キャラ属性、イベント内容
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採点・グラフ

レビューについて

採点ジャンル 抜きゲ型
ジャンル係数 10:20:25:35:10

 

採点項目 点数 補正後
テキスト
シナリオ
10/20 5/10
キャラ 18/20 18/20
ビジュアル 35/20 25/25
エロ 18/20 31.5/35
演出
システム等
13/20 6.5/10

総評

**総評点** 86点

 ビジュアル20点以上

シナリオ・テキスト

 閉鎖的な空間での怪しい雰囲気とエロスの相性が良い物語でした。『魔女』の噂、時折生徒が行方不明になる現象、題材的には個人的に好ましい作品風景です(この手の作品を好きになったのが”M&M”氏の作品、後日の作品をご紹介できればと…)。

 少々設定が凝りすぎたか、攻略ヒロイン8ルート/Hイベントも非常に多くあるので、物語の展開とオチの駆け足が否めないです。抜きゲー作品なので、気にはならないものかもしれませんが、伝奇としてのシナリオを楽しめたかというと正直に頷けないです。

 しかしながら、序盤からHイベントもあり、読み難いなどはありませんでした。おおよそですが、Hシーンでの間が多く、作品に没入する前に終わったような印象です。

 TRUE/BADの分岐はヒロインルート最後の選択肢により分岐。BADルートにて凌辱イベントが発生するので、苦手な人にもプレイしやすい構成です。

キャラ/演出等

 ヒロイン総数は8人と非常に多いです。上記ヒロイン以外にもルートによってはモブキャラとのサービス描写もあり、ヒロインたちの属性もバラけているので、抜きゲとしてのお得感はあります。

 キャラゲーの雰囲気ようなコメディ的な明るさは一切なく、明るいヒロインと楽しくというような描写はないので注意。そういった意味では、ヒロインたちを魅力的に感じるのは難しいのかもしれません。

 演出・システム等は一般的です。エロ効果音はあり。BGMの総数は23曲、ボーカル1曲です。OP『The party of seven witches』は幻想的な曲調から、リズムチェンジしロックにとエロゲソングらしいボーカル曲でした。

ビジュアル

 ビジュアル総枚数は驚異の150枚(SDなし)。フルプライス作品の目安として、大体80枚が平均的に対し、差分がない訳でもなく、”M&M“氏単一でのこの数字は採算度外視レベル。原画買いだけでも損はしないかと思います。

 150枚もあるので攻略キャラが8人でも、ヒロイン単体としてみても多いので、満足な内容です。彩色的にはバストトップの色合いはリアル系。桃色ではなく、また乳暈も大きめであったりと”M&M“氏らしさのあるデザインです。

エロ

 Hシーンの回想数は78(HCG130枚)と、これまた異次元な数字です。各ヒロインルートごとに6~12カット。他ハーレム系に4カットあります。また、ヒロインルートにある一部のイベントではモブキャラの乱交ものがあったりします。

 凌辱的なイベントは各ヒロイン3シーン程。’和子’はなし、’茉奈’と’杏理’は1シーンです。シーン総数が多いので、テキスト量的には短い印象を受けるので、ハード系のイベント目的なら物足りなさを感じるかもしれません。

 主人公との描写もやはりテキスト量が若干少ない印象を受けますが、そこはビジュアル枚数・シーン数でカバーされています。果てるまでのスパンは短いですが、主人公は絶倫系ではあります。

総括

 一番の長所はその基本ビジュアル枚数の多さ、150枚です。しかも、その原画は”M&M“氏オンリーとファンは必見です。実用性に関してのテキスト量はすくないものの、こちらはシーン数でカバー。伝奇的な雰囲気の好みな方にオススメな作品です。

ビジュアルが良い!
原画は”M&M”オンリー、その基本CGは150枚

館モノ・伝奇系作品
イベントCGのほとんどが実用性あり、シーン総数は53
BGVやエロ効果音あり、パイズリ描写も工夫あり

関連作品・情報等




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