【レビュー】ロリビッチM向け作品『りとる†びっち ～Little Bitch Girls in Hog Farm～』

**ご紹介**

2011年に発売された”エレクトリップ“の『りとる†びっち ～Little Bitch Girls in Hog Farm～』は、ビッチな妹2人に激しく責められるM向けロープラ抜きゲです。終始彼女たちに嬲られ、かつシチュエーションに豊富な作品でした。

各キャラクターの設定や世界観など掘り下げることなく、サービスシーンのみのテキスト構成です。物語性といったものは一切なく、実用性にのみ偏った内容でした。

特徴的だったのはト書き。一般的には主人公視点の状況説明文なのですが、本作の視点はヒロイン。例に挙げると「彼女たちは楽しそうに俺をいたぶる」ではなく「おにいちゃん、嬉しそうに悶えてる♡」といった感じ。彼女たちがどのように感じ虐めるのか心情が窺えるテキストです。

金髪りとるびっちの’エレナ’は、明るく無邪気で生意気なイタズラっ娘のお兄ちゃん呼び。無垢で手加減を知らず、容赦ない言動で主人公を嬲るのが好きなヒロイン。

黒髪ロングりとるびっちの’えりか’はクール系。口調は丁寧で敬語お兄様呼び。お淑やかかつ知的な雰囲気をもっていますがやっぱりドSな性格。冷ややかに蔑むヒロインです。

共通して彼女たちは、主人公のことが大好き。ですが、辱める歪んだ愛の持ち主が本作のヒロインになります。

ビジュアル枚数は基本CG25枚。差分込での枚数は361枚とロープライスの価格の割にかなり豊富です。表情のみの差分さけであったりと大きなビジュアル変更差分ではありませんが内容量的には良点。また、ほとんどが2ヒロインでの姉妹のイベントCGになるのでフィーリング的なお得感はあります。

イベント総数は計24シーン。そのほとんどが3Pプレイ。終始イニシアティブは向こうにあり、こちらが逆転するようなことはなしのM向け内容です。基本言葉責めで音声作品としては優秀。

オモチャにされるシチュエーションもかなり豊富で、野外・拘束・搾精は当たりまえ。前立腺責めやNTR、DQN乱交、授乳＆オムツなどなど。マニアックなイベントが多い特徴です。

セーブ機能はなく各イベントはチャプター再生する仕様となり、またBGVはあり。抜きゲー特有のシステム面になります。

コンセプト違わず。さまざまなシチュエーションで主人公を辱めてくれるロリビッチM向け作品です。ヒロインは妹2人であの手この手で責められ、ヒロイン視点なテキストはマニアックな内容。点数が振るわなかったのは性癖に刺さらなかっただけであって、本レビューで興味の持てる方には外れない抜きゲーは確かです。