基本情報・ご紹介
製品タグ | BGVあり / 廉価版あり |
タイトル | 巨乳ファンタジー外伝2 |
ブランド | Waffle |
発売日 | 2013/10/25 |
ジャンル | アドベンチャー |
原画 | Q-Gaku / 深泥正 / 只野あきら |
シナリオ | 鏡裕之 |
作品傾向 | いちゃらぶ / 戦記・バトル / ファンタジー |
**ご紹介**
”Waffle“から2013年10月25日に発売された『巨乳ファンタジー外伝2』は、『巨乳ファンタジー外伝』の続きとなる話です。物語はさらにスケールアップし、国家存続のため、自国領土の拡大など、様々な思惑が行きかう中、主人公の立ち回り/物語の展開が興味深いストーリーです。
『巨乳ファンタジー』→『巨乳ファンタジー外伝』→『巨乳ファンタジー外伝2』と主人公単一でのシリーズ作品で、他ナンバリングは同一主人公ではないので注意(他作品は未プレイ、間違っていたら申し訳ありません)。引き続き本作は主人公’リュート’となるので前作はプレイ必須です。
ヒロイン/サンプルCG
※サンプルCGはFANZAに飛びます
上からサンプル、ヒロイン名/キャスト、キャラ属性、イベント内容
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採点・グラフ
採点ジャンル バランス型(シナリオ・エロ)
ジャンル係数 25:20:20:25:10
採点項目 | 点数 | 補正後 |
テキスト シナリオ |
19/20 | 23.75/25 |
キャラ | 25/20 | 20/20 |
ビジュアル | 25/20 | 20/20 |
エロ | 25/20 | 25/25 |
演出 システム等 |
16/20 | 8/10 |
総評
**総評点** 96.75点
総評点90点以上
キャラ20点以上 / ビジュアル20点以上 / エロ20点以上
シナリオ・テキスト/演出
前作までは’リュート’が王位即位し、隣国フロンスとの不戦協定を結ぶところまでのお話でした。本作はその5年後からの物語となり、他周辺諸国を股に掛け、さらに物語の規模は大きくなっております。
見どころは序盤を除き各章3章あり、前作同様に、単純にオチまで持って行くシナリオ運びが面白かったです。「のこぎり波」の如く物語の駆け上がる展開が、飽きの来ないシナリオ構成となっております。ある章では、焦らされるような展開もありの憎いシナリオで、最後まで飽きることなく最速で読み終えれました。
1つだけ個人的に気になるところは各ルート一番最後のオチです。少々強引な印象を受け、それまでのオチはフィクションの外連味・醍醐味といいますか、許容範囲内ではあったもの、今回は個人的には受け付けなかったです。しかしながら、そこまでの運びは非常に面白しかったので勿体ないという印象です。
シナリオ運び良かった要因の1つに、テキストが良いことも然ることながら、声優さんの演技が利いているかと思います。前作にもあった内容ですが、物語内では様々な場面で論争が繰り広げられますが、演者さんの熱演は鬼気迫るものを感じ、グループ内での意見の対立、敵勢力との交渉論戦など緊迫感は感じられ、シナリオへののめり込みが凄まじかったです。
前作と比べると、最初のサービスシーンまではかなり時間を要します。最初の山場を終えた落ち着いたところにあるので、そこまでは一切ありませんでした。本作の文量は正確に測っておりませんが20時間程度。フルプライス作品では妥当な部類ですが、序盤から最後まで押し進めることができたシナリオ・テキストは非常に満足です。
実用性関係の演出は踏襲しております。BGVやエロ効果音。差分を使ったパイズリの疑似アニメーション演出など、総じてフルプラス作品では不満のない内容です。
キャラ
前作までで8人のヒロインがおりましたが、さらに新しく追加されたのが、各国代表級ヒロインが+3のヒロイン総数は計11人という多さです。‘ロザリン’は活発な元気っ子、‘エストリア’はツンデレタイプ、‘セレブリア’は気の強いクールビューティな人妻といった感じです。新ヒロイン全て好ましく、個人的には旧ヒロインを抜き去ったレベルでした。
世界観的に規模の大きい話となり、登場人物も非常に多いです。ハラハラした展開が持ち味の本作ですが、その展開に欠かせないキャラクターは多数。熱演があったこともあり、主人公・ヒロイン以外にも魅力的なキャラの立つ登場人物は大勢いたと感じます。
「少々強引な展開」に続くことですが、リュートの素っ頓狂な行動により物事が好転するのは前作と共通。やはり、理想的な主人公像かどうかで言えばはっきり頷けないところです。主人公の行動は少々緊張感に欠ける所があるので雰囲気的には逸脱しております。
ビジュアル
ビジュアル総枚数は99枚です。割合的には新ヒロイン+シャムシェルが多く9~11枚。少ないヒロインでも最低6枚はありました。ほかハーレムENDに16枚用意されており、価格以上のボリュームはあるかと思います。
デザインは前作同様です。画面中央に「巨乳」を配置するイベントCG。差分枚数は少ないですが、胸に拘りを感じる大掛かりな差分は揉み・吸い。・引っ張り等。メインはあくまでも胸といった内容です。
エロ
基本ビジュアル枚数99枚のうち98枚がHCGで、そのシーン総数は53シーンと実用性を蔑ろにしない内容となっております。前述にもある様にBGVやエロ効果音は完備。またHイベント自体に緩急があり、1イベントあたり1~5HCGが使われております。ハーレム系CGでは6ヒロイン描かれているものが1枚、3ヒロイン作画のモノが4枚確認しております。
何度も主人公、ヒロイン共に絶頂するので内容も濃厚です。胸に偏った描写ではあるもののシーン総数でカバーしているので、実用性に関しては不満に思われる方はいないかと思います。これらも前作同様に引き継がれております。
総括
条件的には前作プレイ必須ではありますが、シリーズ追うごとにクオリティーの高さは秀逸です。エロゲという媒体において、シナリオを楽しめて、ヒロインも可愛く、そして実用性高し、とまさしく質の高い作品です。今では廉価版が発売されているので、このハイボリュームを4000円以下で楽しめるのはお得以外のなにものでもないかと感じます。
読み応えのあるシナリオ
起伏の鋭いシナリオ
鬼気迫る演技が緊迫感を生み、緩急があり引き締まる
イベントCGのほとんどが実用性あり、シーン総数は53
BGVやエロ効果音あり、パイズリ描写も工夫あり