基本情報・ご紹介
製品タグ | BGVあり / 廉価版あり |
タイトル | 巨乳ファンタジー外伝 |
ブランド | Waffle |
発売日 | 2011/2/25 |
ジャンル | アドベンチャー |
原画 | Q-Gaku |
シナリオ | 鏡裕之 |
作品傾向 | いちゃらぶ / 戦記・バトル / ファンタジー |
**ご紹介**
”Waffle“から2011年2月25日に発売された『巨乳ファンタジー外伝』。『巨乳ファンタジー』のハーレムエンドから続く作品となります。前作では、主人公’リュート’が王に即位するまでを描き、本作は国王に即位して一年半、そこらか周辺諸国との外交・舌戦を描いているものとなっております。当時の価格は定価6,500円のミドルプライス。同様に、廉価版があります。
ヒロイン/サンプルCG
※サンプルCGはFANZAに飛びます
上からサンプル、ヒロイン名/キャスト、キャラ属性、イベント内容
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採点・グラフ
採点ジャンル バランス型(シナリオ・エロ)
ジャンル係数 25:20:20:25:10
採点項目 | 点数 | 補正後 |
テキスト シナリオ |
18/20 | 22.5/25 |
キャラ | 20/20 | 20/20 |
ビジュアル | 18/20 | 18/20 |
エロ | 20/20 | 25/25 |
演出 システム等 |
15/20 | 7.5/10 |
総評
**総評点** 93点
シナリオ・テキスト
前作『巨乳ファンタジー』では、主人公’リュート’がエーデルラント王に即位するまでが描かれ、本作では、隣国リンゴバルトの侵略を避け、即位して一年半から物語は始まります。物語の規模は大きくなり、今回は周辺諸国との外交的問題・相手からの謀略に対し、如何に主人公が対応するのかがメインのシナリオです。’リュート’の見識ある判断と豪運は本作でも発揮し、見るも爽快でした。前作はプレイ必須です。
前作と変わり、本作からギャグテイストが盛り込まれています。ギャップは感じるものの、小さいモノなので悪い印象は受けなかったです。同様に、序盤から実用描写も入つつ、テキストでは物語の進行は感じられ、前作合わせての連続プレイでも飽きずにクリアしました。
’リュート’が王になってからの話ということもあり、ストーリーの規模が前作よりも大きくなったのがポイントです。国家間での思惑、属国の画策、また敵国内での意見相違など、視点切り替えが上手いので、どのように展開していくのか、どうオチに繋がるのか。先が気になるような物語の展開が非常に良かったです。
オチ的には若干弱さはあるかもしれません。主人公の運良さが幸いする場面は、前作に続くものではありますが、謀略を跳ね除け、敵を退ける展開は、やはり楽しめる共通項かと思います。
テキスト量はぶっ続けで1日で終えれる量です(Hシーンはスキップ)。時間的には、10時間あるかないかのほぼ一本もの。当時、ミドルプライス作品だったので量的には、ボチボチ。DL版は、ロープライスなのでお得感はあります。
キャラ
ヒロインの数は前作のヒロイン6人に加え、新規に2人ヒロイン合わせた計8人となります。加わった新ヒロインは、従者的な’ネリス’とフロンス王国女王’アフロディア’。どちらも聡い印象で、ほかヒロインとの被りも、あまり感じられませんでした。
同じくして巨乳・爆乳のヒロインたちに、対立する悪役たるに相応しいキャラクターなど、登場人物も多くなり物語の幅も広くなっております。前作からの補足ですが、男性キャラクターもしっかりとデザインされ、立ち絵として起こされているので、ADVゲームとして好印象です。
ビジュアル
ビジュアル枚数は55枚です(エンディング用1枚、他54枚はHCG)。’グラディス’と’エメラリア’はメインに昇格し9枚と6枚。本妻の’シャムシェル’は6枚。新ヒロイン’ネリス’と’アフロディア’は11枚と12枚。他キャラクターは各2枚。複数用に5枚の内訳です。
差分は少ないものの、大きく変わっているビジュアル差分となります(表情差分ではない)。HCG全ておっぱいに偏ったイベントCG。巨乳好き御用達のデザインです。前作でも記述しましたが、貧乳はおりません。
エロ/演出
Hイベント回想総数は27シーン。1CGのイベントのものから、5CG使ったイベントも。強弱があり、互いに絶倫なので描写事態は非常に濃厚です。1イベントでの達する回数は、他作品と比べて抜きん出ております。
複数ものは前作と比べると縮小されました。1CGに6ヒロイン描かれたものが『巨乳ファンタジー』ではありましたが、今回は多くて2ヒロイン。’ルセリア’と’ロクサーヌ’の複数プレイはなし。「分身の実」演出もなかったと思います(主人公が分身しての複数プレイ)。
ほか演出は踏襲しており、BGVやエロ効果音はあります。差分を使ったパイズリの疑似アニメーション演出もありと実用性に関して申し分なし。おっぱいに偏っている分、挿入CGは全体の半分以下ではあります。
総括
現代モノが主流の昨今、前時代的ファンタジーをエロ・シナリオ共に楽しめる『巨乳ファンタジー』の続編となります。場面の展開が早いので、テンポよく読み進められ、序盤からエロもあり満足度の高いのが本シリーズの特徴です。新規キャラによるテコ入れ、物語の規模も大きくなり、面白さで言えば本作の方が断然に良かったです。1作目の『巨乳ファンタジー』が合えば、2作目の本作でも満足なはず。
読み応えのあるシナリオ
主人公’リュート’の成り上がりに注目
イベントCGのほとんどが実用性のあるもので、シーン総数は約39
BGVやエロ効果音あり、パイズリシーンも工夫あり