基本情報・ご紹介
製品タグ | CV無 / 廉価版あり |
タイトル | 大悪司 |
ブランド | アリスソフト |
発売日 | 2001/11/30 |
ジャンル | 地域征服型シミュレーション |
原画 | 織音 / おにぎりくん / MIN-NAKARAKEN / ちょも山 |
シナリオ | TADA とり/上田庄吾 |
作品傾向 | 仕事 / 戦記・バトル / ハードボイルド / 凌辱もの |
ヒロイン属性 | 略 |
イベント | 調教 / 輪し / 凌辱 |
**ご紹介**
”アリスソフト”から2001年に発売されたの“大シリーズ”の先駆け『大悪司』。本作品は架空の世界’オオサカ’を舞台に、主人公’山本悪司’が地域管理の組長となってあらゆる手段を用い’オオサカ’統一を目指す地域征服型SLGです。メインヒロインはいますが恋愛要素は低く、登場する女の子たちは基本ヤったりヤられたりと鬼畜系ではあります。そんなゲームパッケージ表紙のメインヒロインの名は’殺ちゃん'(今も人気は高いかと、凌辱系はなかったような)です。
サンプルCG
採点・グラフ
採点ジャンル ゲーミング型
ジャンル係数 20:20:20:20:20
採点項目 | 点数 | 補正後 |
テキスト シナリオ |
18/20 | 18/20 |
キャラ | 25/20 | 20/20 |
ビジュアル | 25/20 | 20/20 |
エロ | 10/20 | 10/20 |
演出 システム等 |
18/20 | 18/20 |
総評
**総評点** 86点
シナリオ・世界観等
”アリスソフト”の素晴らしい長所の1つにゲーム背景・世界観の設定が魅力的な所があると個人的に思います。ただの時代物やファンタジーものではない、独特な雰囲気があり、けど制作側のお茶目なところもにくく、そんな“アリスソフト”らしい作品の一つです(作品背景的には終戦後のような淀んだ感じ)。
テキストはゲームテンポを悪くせず端的です。シナリオやテキストで魅せる作風ではなく、世界観をと特化した文章立てとなっております。
ビジュアル
ビジュアルに関しては、目の大きい流行の萌絵ではないので人は選ぶかもしません、CGサンプルを参考に。CG数は160以上を確認いたしました。当時の通常版の価格で配慮しても考えられない数かと思います。その点ではかなりの高得点です。
また、当時のエロゲの作りか差分はあまりありません。HCGの表情がコロコロと変わったりというような内容ではありません。
エロ
イベントシーンはテキスト量が今ほど多くはないので厳しい所、イチャらぶ系も少ないです。代わりに凌辱系がほとんど、メインヒロインのイベント数よりかはユニークキャラ全てに振っているところがあるのでこれも人を選ぶかと思います。エロシーンは100程度はあり(CVなし)。
こちらも実用的なものではなく、あくまでも魅せるための演出と取れば、世界観の引立てになりえるように思います。
システム等
ゲーム性のある作品ということでシステムについてですが、何度もセーブ&ロードを繰り返すことにはなるかと思います。地域制圧なので侵略するためにお金を稼ぎ、稼ぐために施設を設営など効率良くを考え、そういった意味では大変面白いです。時限的なシステムで放置すれば相手からの侵攻受けたり、戦略的に考えざるおえません。
また、様々なイベントも時期は限定的で発生条件等もまばらなので、やり込み等得意な方向けな作品かと思います(ゲーム攻略のみを考えると難易度は決してそこまで難しくはないが、全イベント回収となると周回は必須、やり応えは大いにあり。やり込み用に難易度の調整も配慮され、個人的には複数周回出来ました) 。
11月に発売される新作『ドーナドーナ』ですが、女の子を売ったり捕まえたり、調教したりの集金システム的なものは大悪司と似ているかと予想です。
総括
今では廉価版やダウンロード版(低価格)で販売されているのでお求めやすい作品で、古き良きエロゲの代表作かと思います。アリスソフトのブランド色も強く感じ、これぞ”アリスソフト”といった作品のつです。
廉価版あり、嵌れば時間泥棒作品
作品
独特な世界観、それを取り巻く登場人物の多さ