基本情報・ご紹介
製品タグ | Hシーンアニメーションあり / ロープライス |
タイトル | 美少女万華鏡-神が造りたもうた少女たち- |
ブランド | ωstar |
発売日 | 2015/3/27 |
ジャンル | オカルティック官能AVG |
原画 | 八宝備仁 |
シナリオ | 吉祥寺ドロレス |
作品傾向 | SF / いちゃらぶ / コメディ / 純愛 / 成長譚 / ファンタジー |
**ご紹介**
管理人が初めて”美少女万華鏡シリーズ“を手に取った、”ωstar”からシリーズ第三弾。『神が造りたもう少女たち』、シリーズ通してこの作品が一番好きです。シリーズ初のダブルヒロインということで勿論ながらコスパは業界屈指、2015年の作品ですがエロゲという媒体ではもう完成形です。
物語は、人類の繁栄が失われ衰退し続ける近未来的な舞台を背景に、たった一人大きな塔に住む科学者である主人公がメイドロボットを作り出し、織りなすエロティックヒューマンドラマです。
ヒロイン・サンプルCG
※サンプルCGはFANZAに飛びます
上からサンプル、ヒロイン名/キャスト、キャラ属性、イベント内容
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採点・グラフ
採点ジャンル バランス型(シナリオ・エロ)
ジャンル係数 25:20:20:25:10
採点項目 | 点数 | 補正後 |
テキスト シナリオ |
18/20 | 22.5/25 |
キャラ | 20/20 | 20/20 |
ビジュアル | 40/20 | 20/20 |
エロ | 40/20 | 25/25 |
演出 システム等 |
30/20 | 10/10 |
総評
**総評点** 97.5点
総評点90点以上
キャラ20点以上 / ビジュアル20点以上 / エロ20点以上 / 演出・システム等20点以上
シナリオ等
“理と迷宮の少女“でも述べましたが、社会問題を取り上げている節を感じます。理解しやすく同じような境遇な方もおられると思います。そんなちょっとした暗い退廃的な雰囲気とエロスの調和が個人的にドンピシャでした。エロス過多ではありますが、文学ではなくエロゲなので満足です。
内容は主人公の成長譚。非常に受けの良い作風かと思います。人並みの苦労が同情・没入感を与え、色々な過程を踏まえ人として大きくなる描写は万人受けかと思います。コメディ・シリアス・エロス等と低価格で楽しめる満足でした。
キャラ/ビジュアル
ダブルヒロインということで素晴らしいです、ロープラ作品の弱みでもあるキャラへの満足度を見事払拭しているように思います。’アリス’のツンデレ演技も然ることながら、’ドロシー’の若干無機質な演技は”手塚りょうこ“さんと分からなかった見事な演技でした。ロープライス作品で2ヒロイン楽しめるのもポイントが高いです。
ビジュアル枚数は数枚のSD原画含めても57枚。定価2800円では考えられない物量です。一般のその価格帯での2倍の数。6000円台のミドルプライス作品並、それ以上のものになっており、かといってクオリティーは非常に劇高。その半分以上が実用性のあるものなので差分も非常に多いです。満点をつけざる負えませんでした。
エロ/システム・演出等
実用性のあるイベントのCG枚数は33枚、回想シーン数は22シーンです。下手なフルプライス作品よりボリュームがあります。何度も述べさせて頂きます。定価2800円です。主人公は絶倫タイプで何度も行為に及ぶので、1シーン1シーンが濃厚でした。Hイベント中、卑語は他社作品と比べてもかなり多いのも、本シリーズの特徴です。
ハーレムプレイもあり、個別ごとにもあり、シチュエーションも多岐にわたりの何でもござれ。またアニメーションは6CGありました。同シリーズ全てにおいて言えることですが、控えめに言っても破格です。彼女たち以外にも妖艶なお姉さんキャラ(CV:有賀桃、1シーン有)のEDもあります。
これらアニメーション技術は“アトリエかぐや“以上。1CGでのアニメーション効果は他社の追随を許さない状況かと思います。アニメーション時はどうしても画質が荒くなりますがそれが小さい。また肌の波打ち具合がヌルヌルと動きます。
総括
以上のことから、この低価格帯でのビジュアル数に差分にと言うことなし。不満に思われる方はいないと思います。最後に、もう一度述べますが”美少女万華鏡シリーズ“は非常に完成度が高いです。学園ラブコメ的なキャラゲー要素はありませんが、お手を取っても必ず損はないと断言致します。
ロープライス作品ながら実用性が高い
シナリオも十分に楽しめる作品
Hイベントにはアニメーションあり!
キャラだけではなく背景、塗りも厚く技術を感じる作品