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【レビュー】主人公は男の娘!?『美少女万華鏡-罪と罰の少女-』

基本情報・ご紹介

製品タグ Hシーンアニメーションあり ロープライス
タイトル 美少女万華鏡-罪と罰の少女-
ブランド ωstar
発売日 2017/7/28
ジャンル オカルティック官能AVG
原画 八宝備仁
シナリオ 吉祥寺ドロレス
作品傾向 男の娘主人公学園もの / 家族愛・絆純愛 / 伝奇

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**ご紹介**
 ”八宝備仁”氏が描く淫靡な不思議世界、”美少女万華鏡シリーズ“第四弾。2017年7月28日発売の『罪と罰の少女』。今作はシリーズ最初にして最後、主人公はなんと男の娘です。シリーズ通してこの作品が一番鬱々しい雰囲気かもしれません(二作目の”忘れな草と永遠の少女“と同等かそれ以上か)。
 あらすじについて、端的に纏めると、内気な主人公”夕摩”が双子の実姉”夕莉”対して幼いころから倒錯した感情を抱きつつ、また他にも一般的な悩みも抱えと苦悩する物語です。

ヒロイン/サンプルCG

※サンプルCGはFANZAに飛びます
上からサンプル、ヒロイン名/キャスト、キャラ属性、イベント内容
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サブキャラ このは / ヒマリ / 榛名れん

採点・グラフ

レビューについて

採点ジャンル バランス型(シナリオ・エロ)
ジャンル係数 25:20:20:25:10

 

採点項目 点数 補正後
テキスト
シナリオ
16/20 20/25
キャラ 16/20 16/20
ビジュアル 35/20 20/20
エロ 35/20 25/25
演出
システム等
35/20 10/10

総評

**総評点** 91点

総評点90点以上
ビジュアル20点以上 / エロ20点以上 / 演出・システム等20点以上

シナリオ・世界観等

 暗々しい雰囲気をという意味であれば描写はできていますが、万人受けはしないのではないかと思います。個人的には特に長いわけでもなくダレはせず、エロとのマッチングがいいので鬱屈な暗い感じが良かったです。

 シリーズ通しして述べれることですが、本作も主人公の心情吐露が印象的です。苦悩する表現はやはり、同情を誘い没入感を与えてくれ、その描写が惹き込んでくれました。

キャラ/ビジュアル

 主人公の男の娘受けがいけるかどうかでしょうか。また、ヒロインの姉度は非常に高いです。個人的には姉物の理想形、強く・気高く・美しくの三拍子は整っており、そしてSっ気のあるブラコンと完璧。

  他、サブキャラに3人との描写があります。うち2つサブヒロインのEDがあり。メインヒロイン”夕莉”以外との絡みもあるので、飽きさせずといった配慮がありました。

 キャラデザやビジュアルは同価格帯では業界一です。塗りが厚くて素晴らしいとしか言いようがありません。この価格帯では高品質で量も十分です。ビジュアル枚数は38枚とミドルプライス相当といったボリュームです。

エロ

 Hシーン総数は17シーン実用性のあるCGは25枚アニメーションのあるカットは6カット。価格は定価2800円と採算度外視です。メインは姉ですが、その描写に限らず、上記のように他キャラクターとの絡みもあります(1カットのアニメーションはサブキャラ)。

 同シリーズ言えることですがアニメーションがあり破格、しかもシリーズを追うごとに緻密になっているかと思います。1つ取り上げるなら、今回バックのシーンは精良です。腰を打った時の相手太ももの肌が波打つ感じがこれまたエロいです。正常位の描写もかなりのアニメーション差分がありこのシーンも見ものです(こちらは見たことのないカットでした)。BGMもその暗い雰囲気に合い上々です。

総括

 今作は、更にアニメーション技術に感嘆が漏れる作品でした。シリーズ最終作は、さらに上記の正常位シーンとの違いも楽しめるのではないかと思います。何度でも述べますが”美少女万華鏡シリーズ“は最高です。

コスパ神
ロープライス作品ながら実用性が高い
シナリオも十分に楽しめる作品
Hイベントにはアニメーションあり!

美麗なビジュアル
キャラだけではなく背景、塗りも厚く技術を感じる作品

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