基本情報・ご紹介
製品タグ | 廉価版あり |
タイトル | 魔都拳侠傳 マスクドシャンハイ |
ブランド | ライアーソフト |
発売日 | 2008/3/7 |
ジャンル | 新(ネオ)武侠ADV または私はいかにして心配するのを止めて 中国を愛することになったかADV |
原画 | 磁油2 |
シナリオ | 天野祐一 |
作品傾向 | コメディ / 戦記・バトル / ファンタジー / 魔法もの /歴史・時代 |
**ご紹介**
独特の世界観を演出する、そのブランド色で有名な”ライアーソフト”から2008年に発売された『魔都拳侠傳 マスクドシャンハイ』。主題歌(“熱情” Vo:理多)でも賑わいを見せた作品かと思います。そして何と言ってもゲーム性ありの作品で、作風はドタバタ昭和ヒーロー活劇。
ヒロイン/サンプルCG
※サンプルCGはFANZAに飛びます
上からサンプル、ヒロイン名/キャスト、キャラ属性、イベント内容
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採点・グラフ
採点ジャンル ゲーミング型
ジャンル係数 20:20:20:20:20
採点項目 | 点数 | 補正後 |
テキスト シナリオ |
17/20 | 17/20 |
キャラ | 18/20 | 18/20 |
ビジュアル | 17/20 | 17/20 |
エロ | 10/20 | 10/20 |
演出 システム等 |
15/20 | 15/20 |

総評
**総評点** 77点
シナリオ・世界観等
1938年上海は、主人公’左文字俊作’が過って解放してしまった’悪仙人’たちの手によって中国人たちにだけ使用可能な「宝具」と呼ばれるマジックアイテムが出回り文字通り’魔都’と化していた。崑崙の西王母は、その原因を作った’左文字’を断りもなく「改造仙人」として生まれ変わらせ’悪仙人’たちを封印するように、そして否応にも主人公は’改造仙人’として戦う物語です。
世界観は流石は”ライアーソフト”。エロゲではあまりお目にかかれないような作風で満足。シナリオ自体も平易で、一言で表すなら「ドタバタ昭和ヒーロー活劇」といった感じです。歴史上人物がでてきたり、中国故事が出てきたりと単語的に難しい所はあるかもですが逆に調べて面白く感じました。フルプライス作品の観点からだと量的には若干少ないと感じました。
キャラ
主人公は昭和三枚目俳優といった感じです。人によっては選ぶかもしれません。そして、ヒロインたちよりもなにより敵キャラが非常に魅力的に感じました。キャラデザ的にもなかなか光るものを感じます(主人公のバトルがメインのシナリオなので、キャラゲーのようにヒロインのイベント主体といった感じではない分、そこでヒロインに対しての気持ちが乗らなかったのかもしれません)。
ビジュアル/エロ
ビジュアルに関しては、キャラデザ等、個人的には素晴らしいです。ビジュアル数的に物足りなさを感じました(CG70枚程度)。実用性に関しては昨今の作品と比べると物足りなさを感じます。ヒロインとは少なくBADENDで凌辱あり。基本は、封印の名目で悪仙人との描写がメインかと思います(一回きりですが)。
システム等
演出、システム等については、まずCVが全部にありません。重要イベント毎にあるといった感じです(エロは全てあります)。そして一番重要なゲームシステムですが、文面で説明するのは難しいのですが、運要素のある戦闘パズルゲームみたいな感じです。ストーリ全攻略までに戦闘自体も20もないかも。考えもするので戦闘自体も多くなく飽きは感じませんでした。ステータスといった概念はなし、戦闘とテキストのバランスは両方ダレず好ましく感じました。
総括
‘ドタバタ昭和ヒーロー活劇‘。この言葉に惹かれるなら廉価版があるのでオススメ。主人公の変身時にナレーションが入り、なにか懐かしさを感じ、技名も数多くあり(数えておりませんが70くらいはある?)中二心も擽られ楽しめた作品でした。日和子を最後に攻略がオススメです。
ドタバタヒーロー劇