基本情報・ご紹介
製品タグ | — |
タイトル | アマカノ |
ブランド | あざらしそふと |
発売日 | 2014/12/19 |
ジャンル | 甘えたがりな彼女と俺の純愛学園ADV |
原画 | ピロ水 |
シナリオ | 龍岳来 |
作品傾向 | いちゃらぶ / 学園もの / 恋愛 |
**ご紹介**
2014年12月19日発売”あざらしそふと“からシリーズ続く初代『アマカノ』。本作は萌えゲーアワード2014年にてエロス系作品賞PINKを受賞し、実用性も高い、丁寧に描いた恋愛模様。タイトルなだけに非常にアマアマ・イチャイチャ感は素晴らしい内容で、山場の告白のシーンも一工夫されたイチャラブゲーです。
ヒロイン/サンプルCG
※サンプルCGはFANZAに飛びます
上からサンプル、ヒロイン名/キャスト、キャラ属性、イベント内容
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採点・グラフ
採点ジャンル いちゃらぶ型
ジャンル係数 15:25:25:25:10
採点項目 | 点数 | 補正後 |
テキスト シナリオ |
11/20 | 8.25/15 |
キャラ | 14/20 | 17.5/25 |
ビジュアル | 20/20 | 25/25 |
エロ | 20/20 | 25/25 |
演出 システム等 |
16/20 | 8/10 |
総評
**総評点** 83.75点
キャラ
マイペースで茶目っ気のある先輩、生真面目で古風な同級生の巫女さん、明るく元気で懐っこい後輩。これらがヒロインたちです。主人公の名前が変更可ということもあり、それに対応すべく主人公への呼び名は、順番に、キミor後輩くん、あなたさま、先輩、呼びです。
‘紗雪’のみ、ずば抜けて違和感の塊でした。これといって許嫁になったとか婚約をしたとかではなく、ただただ親しくなっただけで「あなたさま」呼びは、いくら少し古風な真面目なキャラだからといっても厳しいと感じました。
個人的には上記のこともあり、嵌ったキャラクターは’聖’のみ。’こはる’は普通で。’紗雪’は微妙でした。付き合ってからのシナリオの方が長いように思うので、嵌れば最高のイチャイチャがあるのはユーザーの嬉しいところだと思います。
シナリオ・テキスト/演出等
ユーザー≒主人公をかなり意識した作品です。1つに主人公の名前は任意で変更できます。2つに恋愛作品の山場、告白の場面ですが告白するか、告白を保留するか選択が出来ます。恋愛作品では珍しい演出で、その場面を2パターン楽しめ、どういった言動をヒロインたちが起こすのかが注目な作風です。即返事をくれないようなモヤモヤ描写もありと、拘りを感じます。
恋愛作品で、あまりキャラクターに嵌らなかったこともあり、個人的には普通。4,5クリックで終わる短いヒロイン視点の描写(Another view)がかなり多い印象を受け、一人称が頻繁に変わるので疲れたり、読みにくいなと感じました。逆に言えば、丁寧にヒロインの心情を描いてるかと思います。Another viewのON/OFF機能は欲しい…
立ち絵の目パチ、口パクなどのエフェクトあり。ヒロインの陰毛描写はON/OFF切り替え可。他には、立ち絵の全裸/下着モードで物語を楽しむ設定と、この辺は好ましく思います。
ビジュアル/エロ
’紗雪’は24枚+SD2枚、’聖’と’こはる’は23枚+SD2枚の内容です。定価が7,800円なのでボリューム的には満足です。原画を手掛ける”ピロ水“氏は今では超人気イラストライターさんで、少し若い本作でも申し分ないクオリティーかと思います。美麗なイラストも然ることながら、作中の背景も丁寧な塗りで好感が持てました。
実用性のあるビジュアルは’聖’が内HCGが14枚の10シーン、’紗雪’と’こはる’が13枚の9シーンです。他ピロートークの描写が多く、それ用のイベントCGが1枚あります。ほか共通して夜通しに及ぶ描写やハート目はあり。
行為中、印象的に感じたのがヒロインたちの口元です。蕩けさせたときには、だらしなそうな、崩れた△のような口開きに。舌を伸ばしての濃厚なキスシーンも各ヒロイン2カットほどあり。恋人関係からのイチャラブ感は非常にインパクトはあり、描写も長く実用性に関しては非常に満足でした。
総括
タイトルが『アマカノ』、そのアマアマ感はめちゃくちゃに強いです。ビジュアルや実用性に関しては文句の付けどころがないので、ヒロインさえ合えば損はしないかと思います。演出面は告白をしたりされたり、その間のモヤモヤだったりは選択できるは好ましく、恋愛をADVゲームに落とし込もうと制作側の努力を感じます。
“ピロ水”氏の美麗なビジュアル
恋人までの過程、それからの過程両方楽しめる丁寧な描写
実用性を蔑ろにしていないHイベント