基本情報・ご紹介
製品タグ | BGVあり / 断面図あり(一部) / 名前呼び可 |
タイトル | スタディ§ステディ |
ブランド | ま~まれぇど |
発売日 | 2019/9/27 |
ジャンル | ふたりっきりの甘いお勉強しちゃおうADV |
原画 | 木場智士 / emily |
シナリオ | 吉川芳佳 / 他 |
作品傾向 | いちゃらぶ / 学園もの |
**ご紹介**
2019年9月27日に”ま~まれぇど“から発売されました『スタディ§ステディ』。本作はE-moteによる立ち絵が動く演出や各ヒロインよる任意の名前呼び機能もあります。”ま~まれぇど“作品で初のシステム導入でユーザーを取り込もうと新しい試みです。内容は冬を舞台にした学園ものADV。前作同様に実用性は高い様に感じました。
ヒロイン/サンプルCG
※サンプルCGはFANZAに飛びます
上からサンプル、ヒロイン名/キャスト、キャラ属性、イベント内容
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採点・グラフ
採点ジャンル いちゃらぶ型
ジャンル係数 15:25:25:25:10
採点項目 | 点数 | 補正後 |
テキスト シナリオ |
8/20 | 6/15 |
キャラ | 16/20 | 20/25 |
ビジュアル | 23/20 | 25/25 |
エロ | 19/20 | 23.75/25 |
演出 システム等 |
14/20 | 7/10 |
総評
**総評点** 81.75点
演出・システム
立ち絵のE-moteは常にヌルヌルと動き、全立ち絵に施され、月並みの表現ですが凄いです。しかし、上下に動く分には問題ありませんが、奥行きのある動き(首を横に振ったりする動き等)をすると違和感があります。2次元を3次元的にモーションを与えると違和感が拭えず、若干無理があるのではと感じました。また、サービスシーン等のイベントCGにはE-moteはありません。
ヒロインによる主人公名前呼び機能は、残念ながら違和感があります。名前を呼ぶセリフのみ(「○○くん!」などの掛け越え)なら違和感はありませんが、呼び名を含んだセリフ(例:「○○くんのために…」)は名前と述語のイントネーションが明らかに合っていなく、正直残念で仕方がないところは勿体ないです。
以上、2つのシステムは設定にてエフェクトカットができません。システムが合う合わないが出るようなものはON/OFF機能を追加して頂きたいたく。付け加えて、違和感のないデフォルトを用意するなど。
プラスの面で言えば初回限定版には各ヒロイン直筆のラブレターが封入され、ゲーム進行時の告白イベントとリンクするそんな演出があります。彼女たちの想いが書かれた手紙をリアルで読める演出は初めての体験で新鮮かつ斬新。この点については評価をしたいです。
シナリオ・テキスト/キャラ
特に可もなく不可もなくな冬を舞台にした学園物。共通を終えヒロインといちゃこらする物語。キャラを魅せようとする意図がある内容です。残念ながら進行中は、上記のこともあり没入感は薄れた印象でした。
ヒロインを魅せようながらも、イントネーションの違和感に引っ掛かりを覚えます。正直に言って勿体ないです。ユーザーの好み、任意でヒロインの衣装や髪型の変更を選択肢に取り入れたりしているところには好感が持てました。キャラ自体、性格面的に言うと4ヒロイン中3ヒロインは好ましく、半数以上良かったです。
ビジュアル
『お家に帰るまでがましまろです』も然ることながら、今作も非常に素晴らしいです。背景に拘りはありませんが、イベントCGの背景もしっかりと描き込まれ好印象。ビジュアル枚数も90枚と多く、衣装差分や髪型差分もあるので前作以上にボリューミーです。不満は全くありません。
エロ
立ち絵にモーションを入れるなら、実用性のあるところにアニメーションを施してほしかったというのが個人的意見です。多分メーカー側も試みてはいるかと思うので、今後期待しているところです。
本題ですが、件のボイスを除いては文句なし。先にも記述した通り、好みの髪型や衣装の選択が出来、また『ましまろ』同様に着衣Hがメインです。各ヒロイン多種の衣装が用意され、各ヒロイン7,8シーン。この辺も前作同様、各ヒロイン夜通しの性描写・断面図等のカットインあり、モザイクも細かく、イベントの緩急があり、エロいです。
ただ、懸念点としては所々イントネーション違和感ボイスがネックです。衣装・髪型チェンジのプラス点を前作以上に評価、実用性は非常に高いのですが、やはり引っ掛かります。
総括
非常に「勿体ない」この言葉に尽きる作品です。立ち絵のE-moteは特に気にはしないものの、ボイス機能がON/OFF機能さえあればと残念です。これらの機能は”ま~まれぇど“初の試みで仕方がないのかと思いつつ、今後は向上には努めるかと思います。
ビジュアルと実用性のクオリティーは高いので、今回指摘させて頂いた箇所を改良ともあれば、エロゲとしての満足度はかなり高いものになり得るかに感じる、今後に期待の作品です。
実用性の高いキャラゲ
Hシーンは各ヒロイン7シーン以上
断面図、カットイン、着衣Hシチュエーションも多岐