【レビュー】本番なしの色仕掛けフェチ作品『色仕掛け学園～思春期男子誘惑作戦～』

**ご紹介**

　”おもちだいふく”から昨年リリースされた同人ゲーム。『色仕掛け学園～思春期男子誘惑作戦～』についての紹介・レビューになります。

　本作は転校してきた成績優秀な主人公に対し、同じクラスの涼香と春が勉強に集中できなくなるよう誘惑作戦に、胸を押し当てたりパンチラをしたりなど勉強に集中できないように妨害してくる色仕掛け特化作品です。

　RPGツクールを使用されていますが主人公を移動させる程度で戦闘等はなく、ADV作品に近しいゲーム性。3D作品ですがアニメーションはなし。CVもありませんが、非常にニッチな描写でした。

　転校してきた成績優秀な主人公に対し、クラスメイトの’涼香’と’春’が成績を落とさせるためお色気作戦を開始。主人公の自慰を誘発させ、エッチなことで頭をいっぱいにさせようという物語です。

　一番の特徴は本番描写がなく、全て前戯的なシチュエーションのみのサービスシーンとなっており、フェチ（お色気）に特化している点です。パンチラや胸押し当て、尻コキ・パイズリ等。女の子が徹底的に誘惑するシチュエーションでした。

　複数キャラ同時による身体の押し当てる色仕掛け。言葉責めは「きもーい♡」「ヘンターイ♡」など罵詈雑言系ではなく軽めな誹りもフレッシュに感じ、SMでいうところのソフトなM描写です。サービスシーンはセリフが殆どで、その会話内容が実用性高い印象です。

　ヒロインについてはサンプルにある’涼香’と’春’が主。ショートストーリーには他キャラクターが登場しますが割愛。色仕掛けをする’涼香’と’春’は、自分の魅力を把握しそのチャームポイントを遺憾なく相手を堕落させようと発揮するほどの蠱惑的。男子をバカにするやり取り・思考描写がM向けに良い味が出ています。

　ビジュアル枚数は270枚。キャラクターのポージングのドアップなど差分を含みます。商業作品と比べると粗さは残るものの枚数でカバー。サンプルにあるような3DCGとなっています。キャラと背景が合っていないRPGツクール仕様もご留意ください。

　着衣については制服・スクール水着・ブルマ・下着姿で、ヒロインの全裸はなく、やはりマニアックを突き詰めています。一度だけ自撮りによるおっぱいが見れるシーンがありますが、ただの上半身裸に最高の興奮が味わえます。

　主人公の移動など面倒な操作が残るところは致し方なくありますが、価格は1,000円に満たなく本質でないので許容の範疇。4時間程度のプレイ時間でコスパ的にも高いかに思います。

**まとめ**

　少しのHな描写（ら○ま1/2などの乳首が見えたり）で昂ぶった思春期的興奮を味わえるのがこの『色仕掛け学園～思春期男子誘惑作戦～』です。性器・本番描写が１つもない、女の子が身体を押し当てる色仕掛けに特化した内容でCVがなくとも、バカにしながらも誘惑する振舞いが非常にニッチで実用性高く感じます。色仕掛けの良さを最大限発揮している本作、M気質な方には非常にお勧めです。