基本情報・ご紹介
製品タグ | — |
タイトル | アマカノ2 |
ブランド | あざらしそふと |
発売日 | 2020/4/24 |
ジャンル | 甘えたがりな彼女と俺の純愛学園ADV |
原画 | ピロ水 |
シナリオ | 龍岳来 |
作品傾向 | いちゃらぶ / 学園もの / 恋愛 |
**ご紹介**
2020年4月24日発売、”あざらしそふと“からシリーズ5作目となる『アマカノ2』。シリーズ同様、原画はお馴染みの“ピロ水“氏です。美麗なイラストを手掛けるイラストレーターさんですが、前作以上にキャラデザが秀逸に感じる一品。恋愛描写が非常に丁寧に描かれている印象を受けた作品でした。
ヒロイン/サンプルCG
※サンプルCGはFANZAに飛びます
上からサンプル、ヒロイン名/キャスト、キャラ属性、イベント内容
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採点・グラフ
採点ジャンル いちゃらぶ型
ジャンル係数 15:25:25:25:10
採点項目 | 点数 | 補正後 |
テキスト シナリオ |
16/20 | 12/15 |
キャラ | 20/20 | 25/25 |
ビジュアル | 20/20 | 25/25 |
エロ | 20/20 | 25/25 |
演出 システム等 |
16/20 | 8/10 |
総評
**総評点** 95点
総評点90点以上
キャラ20点以上 / ビジュアル20点以上 / エロ20点以上
シナリオ・テキスト/演出等
一般的恋愛模様を描いた作品です。恋人関係になるまでの過程:関係を築いてからの描写が1:1。あるいは後者の方が比重が大きいかと思います。また、ビジュアル枚数からも実用性の多い割合からいちゃらぶ型作品と判断いたしました。
前述のように恋愛描写が非常に丁寧に描かれているアマカノシリーズです。前作からの踏襲に「アマカノグラフ」というヒロインの甘え度が数値で可視化。ヒロインがどういった状態なのか踏まえてイベントを楽しむことが出来ます。
次に見せ場の告白のシーンですが、任意で告白をしたりされたりと選択可能です。恋愛作品で大切な場面を2パターン楽しめる仕様は中々に珍しく、また、ある条件下では告白のタイミングを与えてくれないモヤモヤ描写もあり。様々な観点からヒロインの仕草・可愛さを楽しめるものとなっています。
そして「アナザービュー」。ヒロイン視点からのサッピング機能です。その言動の裏付けをすることにより、彼女たちの感情を思い量ることが可能。こちらはアマカノシリーズに限らず、”あざらしそふと“の特徴です。
非常に丁寧でよろしいと思う反面、個人的には窮屈に感じました。ヒロインの様々な仕草を裏付けしなくとも、ユーザーに対しての余白を残してほしい。なぜ恥ずかしがっているのか?なぜそのような言動を?プレイヤーの想像に任せたり、また主人公視点からヒロインの身振り手振りから連想させるのも一興かと思います。
すべてがすべて説明するにないに思い、コンフィグなどから「アナザービュー」のON/OFF切り替え機能。どうしても見せたいなら、そこだけは取り入れるなど取捨選択をして欲しかったと感じました。また、何度も何度も視点が変わるのは、テンポに影響。数文のテキスト量なら、ない方が好ましいです。
しかしながらも、シナリオを楽しめたのは物語の進行、恋愛の発展が実感できたから。ヒロインたちの可憐さも相まって、窮屈さ感じながらもスラスラと読み終えることは出来ました。恋愛要素だけでファンタジーなどに比べては起伏が難しいものですが、朗らかさ・緊張・真面目・茶目っ気・癒しなどなど、できる限り幅広くかつバランスも取れ一辺倒に感じなかったところも良点です。
他、ヒロインの陰毛ON/OFF、射精カウントダウン、ハート目や目パチ、口パク機能。立ち絵モードは完備とこの辺は素晴らしいと思います。
ビジュアル
ビジュアル枚数は各ヒロイン20枚+SD7枚、3ヒロインの計81枚です。フルプライス作品の中では少ないながらも秀麗なイラストに非常に満足です。物語進行時は特に少ないといった印象は受けませんでした。ビジュアル量はシナリオ量でカバーしています。
感動したのが背景。描き込みがえげつないです。秋や冬のストーリーですが紅葉が綺麗。様々な舞台から季節をを感じ、また精錬な立ち絵並のクオリティーと調和が取れていました。背景を薦めたいと思ったのは久々です。
キャラ
各ヒロインにコンセプトを掲げ「恋を知らない」「恋をしない」「恋に興味がない」といった彼女たち。初恋をテーマとした作品にステップアップする関係を掴みとれたのは非常に良かったです。
性格や属性などもばらけ、しかしながらも主題の初心さは共通。三者三様の主人公に対しての言動・甘えが良かったです。美麗なイラストもあり、ヒロインたちには愛着の湧き、疑似恋愛作品では非常に好感のもてる作品でした。
エロ
各ヒロイン6or8シーン、10GCG、ピロートーク用CGが+1枚です。1シーンに何度も行為に及ぶので比較的濃厚な描写です。事後の甘々感も完備。陰毛のON/OFF機能にハート目はそそられました。
その前の恋愛的な描写が、その情事を際立たせてくれます。Hイベント回収ラッシュではないので、もどかしさもありつつの濃密Hなのでいやらしかく、非常に満足でした。全ヒロイン中々に淫乱なので日常とのギャップが大変よろしい。
総括
個人的には窮屈さを感じた作りとテキスト。他は非常に満足でした。ヒロインたちの心理描写に長け、恋人への発展が実感でき、そして美麗なピロ水氏のイラスト。実用性も物足りなを感じさせない濃厚さ。イチャラブゲーとしては非常にハイクオリティーな作品でした。
“ピロ水”氏の美麗なビジュアル、背景も調和アリ
恋人までの過程、それからの過程両方楽しめる丁寧な描写
実用性を蔑ろにしていないHイベント
レビュー、お疲れ様です。
窮屈、なるほど。
なんとなくな違和感がそれか…
あまりこの手のゲームをした事ないので伝え方に悩んでいたところです。
でもシナリオは良いもので何度も結灯√やってます。
イラストもBGMも良い物として感動してます。
アルムさんへ
コメントありがとうございます!
“あざらしそふと”さんだけに限らずですが、昨今疑似恋愛作品に
ちょっとしたヒロイン視点を入れる演出を見受けられます。
補足になりますが、このザッピングを解説と捉えるなら、
この描写はこうです!と説明が入る訳ですから煩わしく感じます。
間違った想像でもこのヒロインの仕草は、もしかしたらこういう事なのかな?思わせる方が、
より一層主人公≒ユーザーになり、没入感が生まれるかなと感じますね。
他もっと付け加え述べたいことはありますがこの辺で…
アマカノ全シリーズしていますがこの『アマカノ2』がダンチでした。
選び難いぐらい3ヒロインすべて好きです。
個人的には背景。あまり気にしないところが、妥協を許してないは素晴らしいです。
創意工夫もされているので好印象です。
こんな感じで他作品レビュー致しますので今後とも宜しくです!