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いちゃらぶ

【レビュー】ボリューム大『アマカノ 〜Second Season〜』

基本情報・ご紹介

製品タグ
タイトル アマカノ 〜Second Season〜
ブランド あざらしそふと
発売日 2016/12/22
ジャンル いっぱいに甘えたい彼女と俺の純愛学園ADV
原画 ピロ水
シナリオ 龍岳来
作品傾向 いちゃらぶ / 学園もの恋愛

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**ご紹介**
 2016年12月に”あざらしそふと“から発売された『アマカノ 〜Second Season〜』は、前作『アマカノ』の同じ街を舞台をにした作品です。主人公は変更ながらも、前作ヒロインのちょっとした登場や、その妹がヒロインとして本作に登場します。よってナンバリングは「〜Second Season〜」。『アマカノ2』とは舞台が異なります。

 恋人関係になる前と後とで描いたテキスト配分は、おおよそ1:1か後者に割り振られており、いちゃらぶに特化した作品です。

ヒロイン/サンプルCG

※サンプルCGはFANZAに飛びます
上からサンプル、ヒロイン名/キャスト、キャラ属性、イベント内容
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採点・グラフ

レビューについて

採点ジャンル いちゃらぶ型
ジャンル係数 15:25:25:25:10

 

採点項目 点数 補正後
テキスト
シナリオ
12/20 9/15
キャラ 15/20 18.75/25
ビジュアル 25/20 25/25
エロ 20/20 25/25
演出
システム等
16/20 8/10

総評

**総評点** 85.75

ビジュアル20点以上 / エロ20点以上

シナリオ・テキスト/演出等

 主人公とヒロインの関係・発展を描いた恋愛ADVです。物語の展開は、オーソドックス。おちゃらけてヒロインの笑顔を作ろうとしたり、転入のイベントは王道的で、シナリオとしての面白味の薄いものですが、逆に言えば等身大的で鮮やかに飾りすぎない印象を受けた作品です。

 シリーズ同様のことを述べますが、アナザービューというヒロイン視点のザッピングがあるつくりで、余白がなく少々窮屈・あざとく感じる反面、ある描写のヒロイン心情は明確に表し、丁寧なテキストでした。

 本作の特徴でもある「アマカノグラフ」については、ヒロインの甘え度なるものが数値化され、現状の主人公に対しての対応度合がどうなのか、数値の変化が随時可視化されているので、どのイベントで大きく心情がかわったのか窺えるのは恋愛作品として工夫があります。

 告白の場面では、ヒロインからの告白・主人公からの告白と選択できるのも大きなポイントで両方楽しめるのは、恋愛作品としては非常に嬉しい仕様で、一番の見せ場を2度味わえる作品は珍しく、こちらも『アマカノシリーズ』のウリとなります。

 ほか、立ち絵の目パチ、口パクなどのエフェクトあり。ヒロインの陰毛描写はON/OFF切り替え可能です。また、立ち絵の全裸/下着モードで物語を楽しむ設定などは、前作に引き継いであり。

 総じて、ヒロインに対しての興味が個人的に少なかったので、等身大的な恋愛描写は少々退屈でしたが、『アマカノ2』のように全ヒロイン序盤から嵌れば、楽しめたかに思います。シリーズ通しての同クオリティなので、キャラさえ合えば問題ない内容です。

ビジュアル

 ビジュアル関連が非常にクオリティが高い作品です。原画”ピロ水“氏も然ることながら、背景も事細かく描画され、妥協されがちなところも拘りを感じます。ビジュアル枚数は基本104枚うちSD12枚とシリーズ一番のボリュームです。

 各ヒロイン23+SD3枚の均一で、添い寝やピロートークのイベントCGは全ヒロインあります。ヒロインとのラブラブな描写には打ってつけな演出を繰り返し取り入れるつくりは、こちらもシリーズ通しての共通で、甘い雰囲気を味わえました。

キャラ

 ヒロインの数は、前作からボリュームアップし3人→4人に増えました。気の強そうな年下、少し含みのある小悪魔的後輩。おどおど系の同級生図書委員とエセ外国人的口調の明るい先輩生徒会長がその彼女たちです。

 年齢的にはバランスの良い布陣ですが、物語進行中は全体的に精神的幼さを感じ、お姉さん好き管理人には、多くは刺さりはしませんでした。

 しかしながら、各ヒロイン付き合う前と後とで主人公に対してのギャップがおいしいです。なんら珍しい描写ではありませんが、段階的にバランスよくステップアップ。第一印象と最後でのその甘え度の差異は素晴らしいです。

エロ

 「いちゃらぶ」を全面的に押した内容で各ヒロインのHイベントは、9シーンの13HCGの内容です。ワンシーン自体一般キャラゲより描写は濃厚で実用性高く、抜きゲ作品と比べても引けを取らないものでした。

 シチュエーションや着衣Hは王道的良さがあり、”ピロ水“氏の原画良く、また恋人通しの甘々な感じが後押しして濃密です。主人公も彼女をハメ倒す勢いがあり、事後の会話もそそられてと文句のつけどころがありません。

総括

 アマカノシリーズ』内では一番ボリュームある内容でした。男女間の恋愛を描き、恋人関係の前と後とのシナリオの割合は1:1。付き合うまでの物語と、付き合ってからのイチャラブ両方楽しめる内容です。ドラマチックに飾りすぎないイベントに少々退屈を覚えましたが、ビジュアル良く、実用性も高し。大見せ場の告白のシーンも2度楽しめ、恋愛ADVとしては非常に満足のいく内容でした。

ビジュア・キャラデザの良い濃厚イチャラブ作品
“ピロ水”氏の美麗なビジュアル、背景も美麗
恋人までの過程、それからの過程両方楽しめる丁寧な描写
実用性を蔑ろにしていないHイベント

関連作品・情報等

FANZA(DL)
DL版にて¥7,980

FDセット版:FANZA / Getchu
コンプBOX:FANZA / Getchu




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