【レビュー】妹ゲー語るならこれをやれ『リアル妹がいる大泉くんのばあい』

基本情報・ご紹介

製品タグ	廉価版あり
タイトル	リアル妹がいる大泉くんのばあい
ブランド	ALcot ハニカム
発売日	2010/5/28
ジャンル	妹と共に生きるADV
原画	風見春樹 / タコ焼き
シナリオ	おるごぉる
作品傾向	学園もの / 家族愛・絆 / 感動 / コメディ / 純愛

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**ご紹介**
　妹ゲーでは名高い当時ミドルプライスの作品、”ALcotハニカム”から2010年5月28日に発売された『リアル妹がいる大泉君の場合』。廉価盤があるので求めやすいロープライスでシナリオも十二分に楽しめるそんなシナリオゲーです。
　物語の始まりは、現実の妹’栞’に絶望し、現実に絶望したこそゲームに理想の妹を求める主人公。ある日突然美少女ゲームから理想的な妹’麻衣’が現れ、そこからの妹たちとの関係を描く話となっております。

ヒロイン/サンプルCG

※サンプルCGはDLsite、FANZAに飛びます
上からサンプル、ヒロイン名/キャスト、キャラ属性、イベント内容
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採点・グラフ

総評

**総評点**　87点

シナリオ・テキスト20点以上 / キャラ20点以上 

キャラ

　ヒロインも含め、決定力のある主人公、主人公の親友キャラも楽しく不満はなかったです。サブヒロインの’美紀’は個人的にはどストライク。’麻衣’はストーリー上絶対欠かせないヒロイン。そして実妹の’栞’守ってあげたくなるようなちょっと生意気な素晴らしい妹でした、”遠野そよぎ“さんのツンデレ妹の演技も魅力的です。

　個人的には妹キャラには興味がないのですが、それを関係なくして、魅力的に描けているので、不満は一切ありませんでした。シナリオの良さが彼女たちを引き立てております。

ビジュアル/エロ

　ビジュアル枚数は50枚です。ミドルプライス相当のCG数、ロープライスで考慮すると数は多いです。Hイベントは”美紀”が3シーン、”栞”と”麻衣”が2シーン。どれも複数CGの描写です。メインヒロインの”栞”が少なく、サブ的な位置の”美紀”が多いのは珍しいものとなっております。

　シナリオゲームなので問題はないのですが、Hイベントは少なくイベント自体も飾り程度でした。個人的にはこれ言って不満はありません。サービス程度にシナリオを楽しむが吉です。

シナリオ/演出等

　シナリオと演出ですが、まさに感動、恥ずかしながら泣きました(全体を通してはテンポよく読みやすい)。非常に満足なのですが、クライマックスの時にもっと畳み込みをかけて頂けたらなと、ほんのちょっと物足りなさを感じました(演出で若干のマイナス)。

　テキスト量的にもミドルプライスで考慮すると少ない。ですが、やはり何と言っても、泣ける作品に会わせてくれたのは本当に感謝をしており非常に満足でした。短いこともありダレる事もなくテンポ良い印象は受けました。

総括

　今ではダウンロード版がほとんどで価格も低く、ロープラ作品でこの感動を味わえるなら価格以上の価値があるのではないかと思いますので是非。妹ゲーならではの感動を味わえるのではないかと思います。

妹ゲー感動作品
ツンデレ妹には必見
DL版はロープライス

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