【レビュー】甘えちゃって良いんです！『母性カノジョ-子宮 帰還編-』

基本情報・ご紹介

製品タグ	BGVあり / ロープライス
タイトル	母性カノジョ −子宮 帰還編−
ブランド	あかべぇそふとつぅ
発売日	2018/3/30
ジャンル	ママになってくれるADV
原画	おりょう
シナリオ	富岡征士郎
作品傾向	いちゃらぶ / 仕事 / 母性系 / 恋愛

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**ご紹介**
　2018年3月に”あかべぇそふとつぅ“からロープライスで発売された『母性カノジョ −子宮 帰還編−』。タイトルから分かる様に、ヒロインに甘える系です。前回同じようなな作品に『刃撫魅！～アタシが産みなおしてやんよ！～』をご紹介致しましたが、本作にはコメディ要素はありません。コンセプトは沢山甘えて、頑張らなくても大丈夫。だらしなくてもOK。お母さんと呼んでもいいんですよ？といったのがポイントとなっている作品です。

ヒロイン/サンプルCG

※サンプルCGはFANZAに飛びます
上からサンプル、ヒロイン名/キャスト、キャラ属性、イベント内容
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採点・グラフ

総評

**総評点**　87.5点

シナリオ・テキスト

　働く毎日に疲れている主人公の姿を、母性のあるヒロイン’橘美織’が主人公と励まし、優しく包んでくるお話です。ある残業をキッカケにヒロインとの関係をもち、そこから‘美織’との生活を描くイチャラブ的な内容。主人公が務める会社はかなりのブラックで、その描写に苛立ちは覚えるかもしれませんが、展開に不可欠なので仕方なしです。

　序盤から、エロとシナリオとが交互に来る構成です。これらは個人的には好まく、終盤まで楽しめる内容かと思います。日常パートはパッパパッパ進むので読みにくい等はありませんでした。EDも最後選択肢にて2種類用意されており、1つが「子宮帰還」といった感じに思います。

キャラ

　ヒロインは年下の先輩社員です。ここが一番の強みかもしれません。年下先輩社員の女性には一般的には甘えにくいところをヒロインにもってくる辺り、非現実的で憎らしいです。主人公に対して、終始敬語を使う丁寧な口調のキャラクター。社会人の方には本当に理想的な彼女です。ヒモになることを勧めてくれる恋人でした。

　タイトルが『母性カノジョ 子宮帰還編』ということもあり、少しママ押しが強く、一般的な恋人像を求める方には注意かもしれません。しかし、絶対的主人公の味方。何をしても許してくれる、そして献身的と、性格はコンセプトや公式ジャンルからは外れていないです。

ビジュアル/エロ

　ビジュアル枚数は25枚、1枚は最初のイベント、1枚はピロートーク用のイベントCG。他23枚は実用性のあるビジュアルCGです。原画担当は”おりょう”氏で定価2800円ではボリュームもそこそこあります（同じ定価で”あざらしそふと“原画”おりょう“氏の『アイベヤ』では17CG、実用性は7シーンの10HCG）。

　シーン回想数も15と多く、出だしは恋人的な関係も次第に「ママカノジョ」みたくヒロインに甘える印象を受けました。ハメ撮りやコスプレ、赤ちゃんプレイなど様々なシチュエーションを完備しています。

演出

　選択肢から任意でヒロインへの呼び名を変えれます。全7種「ママ」「美織ママ」「お母さん」「美織お母さん」。一般向けにも「美織」「美織さん」「美織ちゃん」とあり、好みのモノを選べます。

　ロープライス作品なので一部モブキャラに音声なしが見受けられますが、ヒロインに対してはBGVがあり、また、カウントダウン機能や立ち絵の目パチなど、優先度の高いものには一定の水準を満たしている内容でした。

総括

　原画”おりょう“氏の抜きゲー作品です。公式ジャンル「ママになってくれるADV」には違わないので、一般的にモノを求める方には注意です。コスパ的に良く、実用性に関するものは15シーンの23HCG、カウントダウン・BGVは完備。疲れた社会人向けの理想が本作に詰め込まれていました。実用性にボリュームがあったので、かなり満足のいく作品でした。

原画”おりょう”
コスパの高い抜きゲ
定価2800円のロープライス作品
シーン総数は15の23HCG
BGVやカウントダウンあり

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