基本情報・ご紹介
製品タグ | Hシーンアニメーションあり / ロープライス |
タイトル | 美少女万華鏡理と迷宮の少女 |
ブランド | ωstar |
発売日 | 2020/05/29 |
ジャンル | オカルティック官能アドベンチャーゲーム |
原画 | 八宝備仁 |
シナリオ | 吉祥寺ドロレス |
作品傾向 | 感動 / 純愛 / 伝奇 |
**ご紹介**
”美少女万華鏡シリーズ“最終作、2020年5月29日に幕を閉じた『美少女万華鏡-理と迷宮の少女-』。今までのシリーズより1000円高くなっておりますが、やはり同価格帯中では超一級品のエロゲです(その分クオリティーが全体的に段違いに高くなっております)。シリーズを通して今まで謎の存在でしかなかった’蓮華’にスポットを当てた物語。傾向は純愛となっております。
ヒロイン/サンプルCG
※サンプルCGはFANZAに飛びます
上からサンプル、ヒロイン名/キャスト、キャラ属性、イベント内容
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採点・グラフ
採点ジャンル バランス型(シナリオ・エロ)
ジャンル係数 25:20:20:25:10
採点項目 | 点数 | 補正後 |
テキスト シナリオ |
18/20 | 22.5/25 |
キャラ | 18/20 | 18/20 |
ビジュアル | 40/20 | 20/20 |
エロ | 30/20 | 25/25 |
演出 システム等 |
40/20 | 10/10 |

総評
**総評点** 95.5点
総評点90点以上
ビジュアル20点以上 / エロ20点以上 / 演出・システム等20点以上
シナリオ/キャラ
今作は、今まで謎に包まれた蓮華にスポットを当てた作品となっております。メインヒロイン‘蓮華'(CV:真中海)の魅力が大爆発です。全貌が明らかになるまでは、基本シリアスかつミステリアスな描写です。その中にも朗らかな描写、ちょっとしたギャグもありシナリオのテンポは◎。個人的に登場人物で不快なキャラはいないだけでなく、キャラが立っているなと感じました。
あらすじは省略します。前作をプレイして進めて頂いた方がより一層物語を楽しめるかと思います(1-4作目の冒頭・終幕時のみ主人公と’蓮華’との絡みがあり、1作毎大きな進展はないものの積もるものがあります)。内容は純愛・社会問題を取り上げており、それを上手く折り重ねられている作品です。物語が終わると、渾身のイチャイチャもあるのもポイント高いです。
また’蓮華’だけに限らず、サブヒロインとして次点で’香恋’にもエンディングが用意されイベント自体も複数Hシーンが用意されていました。賛否あるかと思いますが個人的には’蓮華’に特化して欲しくはありました。
文量は、それこそロープライス作品なのか疑うほどのテキスト量です。ミドル帯の価格の物と遜色なく、下手なフルプライス作品以上。シナリオゲームとしても十二分に楽しめ、短いとは感じさせなく、読み応えも確かにありました。
ビジュアル/エロ
業界トップ言っても過言ではないクオリティとビジュアル数。アニメーションがHイベントに組み込まれえおり、業界一。この価格帯なのでアニメーションも5シーン程ですがそれでもコスパは高いです。特に、前作からのあった正常位のシーンは正直芸術技術的にも感動、体験したことないイベントなので必見なのは確かです。アニメーションやCGの差分も非常に多く1シーンも長いので実用性はフルプライス作品にも引けを感じません。
具体的に述べると、ビジュアル枚数は87枚です。SDや演出上の演出物だけのCGもありますがそれでもフルプライス作品並の数。Hイベント用のCGも25枚以上と実用性にも怠りを感じない内容です。’蓮華’だけでは実用性には乏しいかと制作側が考慮したのか’香恋’との描写も5シーン有ります(全21回想)。
演出・システム等
感嘆の一言です。エロだけに力を入れるだけではなく他にもアニメーションはあります。おそらくではありますが、エロゲでは初ではないだろうかという演出がHイベントに施してあり、BGMもその雰囲気に一致。背景も素晴らしく、けどSDなどでお茶目るところはお茶目とメリハリもあり、非常に好感が持てました。おそらくではありますが、エロゲでは初ではないだろうかという演出がHイベントに施しるかと。
アニメーションの技術が業界一に思います。CGにアニメーション効果を入れる作品は他作品でも見受けられますが、画質が落ちたりするところがあります。もともと”美少女万華鏡シリーズ”はその画質の粗さがありませんが、今作はエロゲではお目にかかれない芸術の域に達しているかと思います。
総括
個人的には欠点の見つけようのない作品で、プレイし終えて、教科書にのるような純文学な印象を受け大変満足です。キャラクターデザインや背景イベントなどの美麗CG、アニメーションを使い演出を盛り上げる、業界一のエロ紙芝居ここにあり。シリーズ最終作ということもあり、それに相応しく、次回新作を切に祈っているそんな作品です。
ロープライス作品ながら実用性が高い
シナリオも十分に楽しめる作品
Hイベントにはアニメーションあり!
キャラだけではなく背景、塗りも厚く技術を感じる作品
関連作品・情報等