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成人コミック

【えいとまん1冊目】理性とせめぎ合い、そして…『本能』

基本情報・ご紹介

製品タグ 成人コミック
タイトル 本能
出版社 コアマガジン
発売日 2018/3/30
著者 えいとまん
ジャンル いちゃらぶ / 堕ちもの

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**ご紹介**
 “えいとまん”氏の初単行本『本能』。作風はタイトルの通り、「理性を捨て、本能のままに」といった作風です。描画としては、良い意味でヒロインの体躯はだらしない、ふとましさ。初本ながらも作画は安定しており、収録作の新旧は特に差異は感じられませんでした。また少し、凌辱とは少し違う(凌辱は弱い)ような作品です。

サンプル

※サンプルはDLsiteに飛びます

各梗概・一言感想

**鬼手 爻-コウ-** 描きおろし4P
 鬼手のヒロインがかつての情事を回想しながら将棋を打つフルカラー。

**鬼手 -オニノテ-前後編** ホットミルク2017年12月号 18年2月号  
 伝説の棋士を祖父に持つ、プロにも決まったプライドの高いヒロインが、元プロだった色黒の顧問に負けるところから始まる物語です。前半は少々凌辱的な展開から、ヒロインの本能有利な葛藤がヒロインの行動から読み取れ、後半は本能に気づき淫乱に。描写は良い意味で下品で喘ぎ声が特徴的です。盤上での構図も素晴らしいまさしく「本能」といった作品です。

**ひみつのセクソフォン** ホットミルク2017年10月号
 ブラスバンド部のヒロインと顧問のお話。こちらは淫らな自分を受け止めた「本能」のままにといった作品です。

**斑声-ムラゴエ-前後編** ホットミルク2017年5・8月号
 本の読み聞かせのアルバイトをする、おしとやかそうな女学生。その規則として何をされても読むことを中断してはいけないルールのもと、ヒロインが我慢し悶絶の描写が淫らな前後作。こちらも『鬼手』に次ぐ、欲望に自ら堕ちていきます。タカが外れたように乱れる描写がエロい。

**くらしす** ホットミルク2017年3月号
 連れ子がクラスメイトという夢のような出来事に続き、シチュエーションはお風呂での水着プレイな甘々系作品。上記の本能に目覚めるようなお話ではありませんが、可愛く描かれ好ましい。あまり乱れなく、”えいとまん”氏の作画が楽しめました。

**ライク・ア・ヴァージン** ホットミルク2017年1月号
 彼氏にアナルを開発され攻められ、そして攻め返す。大人しそうな彼女のギャップが見どころのある話。こちらもいちゃらぶ系です。

**マッドストラングル** ホットミルク2016年11月号
 いつも組み伏せられていた巨乳美少女先輩を、マッサージするところからのストーリーです。巻号から分かる通り、一番作者の若い時の作品ではありますが、この時点で画力は高く感じます。こちらも鬼畜的な展開はありません。個人的にはちょっとしたキッカケでもつれ込むようなシチュエーションが好きなので非常に満足です。

 

**最後に**
 全体を通して、ヒロインたちは学生です。見た目はビッチ系ではないものの、ギャップのある偏った性癖や本能が垣間見れ、初本ながらも画力の高い作品の数々でした。性描写のない導入部のヒロインたちの仕草も高く表現されていて、今後とも応援したい漫画さんの一人です。

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