基本情報・ご紹介
製品タグ | — |
タイトル | 永遠のアセリア-The Spirit of Eternity Sword- |
ブランド | Xuse |
発売日 | 2003/11/28 |
ジャンル | 異世界召喚シミュレーションゲーム |
原画 | 人丸 |
シナリオ | 高瀬奈緒文 |
キャスト | 清水香 / まりなりな / カンザキカナリ / 橘裕美 |
作品傾向 | 異世界 / 戦記・バトル / ファンタジー / 冒険 |
ヒロイン属性 | 亜人 / 他多数 |
イベント | 凡庸イベ |
**ご紹介**
”Xuse”から初版、2003年に発売されたの地域侵略・戦略系シミュレーションとして発売された『永遠のアセリア』。主題歌も有名で、また数々のメディアに展開されたゲーム性のある”異世界召喚ファンタジー“、正しくこの言葉にピッタリな作品です。今回はSpecial Edition版をレビュー、Premium Special Edition版とどちらもあまり内容は変わらないかと思います。
サンプルCG
※サンプルCGはFANZAに飛びます
採点・グラフ
採点ジャンル ゲーミング型
ジャンル係数 20:20:20:20:20
採点項目 | 点数 | 補正後 |
テキスト シナリオ |
18/20 | 18/20 |
キャラ | 18/20 | 20/20 |
ビジュアル | 14/20 | 14/20 |
エロ | 6/20 | 6/20 |
演出 システム等 |
20/20 | 20/20 |
総評
**総評点** 78点
あらすじ・世界観
主人公が異世界に召喚され戦いに身を投じてしまうという、今ではなんら珍しくなさそうな設定ではありますが、まさしく「異世界」を体現しいるシナリオ・世界観です。その根拠に異世界に召喚されたのち、言葉の壁を表現すべく異世界語が設定されています。テキスト・音声ともにその異世界語を表記/表現され徐々に異世界に慣れていく主人公を描写、また周回することにより序盤のキャラクターの会話が分かる様にと、ゲームという媒体でしか表現できないような設定の拘りを感じる作品です。展開的にも異世界冒険ファンタジーらしく好ましかったです。
キャラ/ビジュアル/エロ
ヒロインたちは異世界に存在する”スピリット”と呼ばれる精霊のような存在です。その精霊らしい価値観やヒロインたちへの好感は持てるものの、キャラデザ的には癖を感じます。ビジュアル数も多いので甘めに以上のようなレビューです。実用性に関しても尾を引く感じであんまりです。18禁ではあるもののゲーム性がある作品なのでビジュアル/エロを求めないのであれば問題ないかと思います。
システム・演出等
戦闘システムは、「大番長」や「大悪司」の戦闘パートのものに加え、すべてスキルで行われます。部隊編成は攻撃・防御・支援に構成され、事前に戦略的に考える分にはこちらの方が難易度は高く、やり応えは感じます。周回要素もあり、難易度変更可、SuperHardは難易度激難です。また同じように拠点を制圧したり設備の建築等は”大シリーズ”と同じような作りです。このようなシステムを初見でプレイする分には楽しく感じられるかと思いますが、何度かこの手をゲームされた方には作業感があるかもしれないです。個人的にはゲームシステム的には普通、演出で言語の壁を表現しているところに感心致しました。主題歌も最高です。
総括
ビジュアル/実用性的には弱いですが、異世界という世界観の描写は秀逸。”異世界召喚ファンタジー”のこの言葉で『永遠のアセリア』を思い浮かべる方も多いかと思います。シナリオテキスト等には問題なく感じます。システム面では人を選ぶかもしれません。
異世界召喚SLG